2015年11月3日に山梨UTYニュースの星にてアサヤ食品の特集が放映されました。(後編)
『山梨県産のぶどうの使用』『無添加』『長期熟成』この3つのこだわりを持って弊社は50年の歴史を駆け抜けてきました。
このこだわりをベースに、再来年から販売開始する新たな商品『国産バルサミコ酢』の作成に取り組んでいます。
バルサミコ酢とは、ワインビネガーに濃縮したぶどうの果汁を加え、更に樽の中で長期間熟成させたものです。
特徴は何といってもその香りと、酸味はもちろんですが通常の酢には感じられない濃厚な甘味です。
バルサミコ酢はイタリアを中心とした洋食文化の中で高級料理の香りづけや隠し味として古くから使用されてきた調味料です。
ブランデーやウイスキーの独特な味が樽の中でしか造れないのと同じく、バルサミコ酢も樽の中で熟成を重ね、無二の味を宿します。
シンプルかつ深淵。完成までに長い時間が不可欠。その特徴ゆえに、長い歴史の中で職人たちのこだわりが注ぎ込まれてきました。
弊社が目指したのは本場イタリアと同じ製法を踏襲しつつ、山梨のぶどうの良さを生かしたバルサミコ酢です。
樽の中に入っているのは弊社の熟成ワインビネガーと濃縮したぶどう果汁(モストコット)のみ。
バルサミコ酢の熟成段階において、素材の違う樽を使用することにより、その樽香をワインビネガーに移していきます。
この工程を6年以上の歳月をかけて一貫生産し、無添加かつ国産のバルサミコ酢として完成させます。
防腐剤や香料などは一切使用しません。
弊社社長の杉山のバルサミコ酢にかける熱い思いです。
着色料、香料、カラメルを使用することで歳月をかけず、低価格のバルサミコ酢に近い商品を作成することは可能です。
しかし、日本のメーカーだからこそ、歳月と品質という強いこだわりを貫き続けることができると杉山は語りました。
『最高品質の国産品を作る』 『山梨の企業であることの誇りを忘れない』
この二つの想いを胸に、山梨の魅力を最高の形でお届けできるよう、アサヤ食品は努力を重ね続けます。